【読書記録】三千円の使いかた/原田ひ香(中央公論新社)/お金の使いかたは自分の価値観を知ること

・三千円の使いかた/原田ひ香(中央公論新社)

価格: 1650 円
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以下出版社の作品紹介ページより
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「人は三千円の使いかたで、人生が決まるよ」結婚、子育て、入院、離婚、老後……御厨家の女性たちが直面する人生の節目やピンチ。前向きに乗り越えるためには、どう貯めて、どう使う？　一生懸命生きるあなたのための「節約」家族小説

(https://www.chuko.co.jp/tanko/2018/04/005070.html )

6つのお話で構成されている、祖母・母・姉・妹のそれぞれの世代の女性たちの人生とお金にまつわるストーリーでした

前半なかなか読み進めなくて、ちょっと好みじゃないかもなぁ～と思いながらも、
途中からは段々と面白くなってきて最後まで読み切りました

文章自体は平易ですし、読みやすい部類に入るんでしょう
20代後半から30代前半くらいの女性は共感する部分が多いのかなぁと思いました

私も、もう少し若かったら楽しく読めたのかも知れませんが、
如何せんおばちゃんになってしまいましたので、ちょっと物足りなく感じましたね

生きていく中で、ライフスタイル・ライフステージの変化が大きいのはやはり女性のほうで
その度に、自分と向き合ったり、お金について考えたりすることになります

普通にお勤めするようになれば、まぁ大体月収は変わらない訳ですから、
その中でどうやりくりするかと言うのは、
すなわち、どう生きるか？と言うことにも直結する訳ですよね

コスパとかタイパとかを重視して無駄を省いていくと言うのも
ひとつの考え方ではあるけど、それじゃあ人生味気無いですし

かと言って、考え無しに目先の誘惑に負けてお金を使うのも考えものだし……

「使う」と「我慢」のバランスが難しいのがお金の厄介なところですよね

私なんかは、つい我慢に傾き過ぎちゃって、なかなかお金を上手に使えてない感覚があるのですが、皆さんはどうでしょうかね？

自分は何を重視するのか？
食事・趣味・旅などの体験・住居・衣服・夢の実現
これらのどれを優先するかで、お金も時間も使いかたが変わって来ます

結局、今自分はどうしたいのか？と向き合い、選択していくことが大切なんだよね～

ではまた次回(･ω･)ﾉｼ