・夏の入り口、模様の出口/川上未映子(新潮社)
以下、通販サイトhontoの作品紹介ページより
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恋人の浮気を直感ピッコン!で突き止めた日、血まみれタクシー運転手がくれた物とは?襟足から下の方まで「毛」へのこだわり、午前二時の恐怖体験、なぜ冷蔵庫にハムスターの死骸を入れるのは嫌かという哲学的考察など、人気作家の魔訶不思議な頭の中と、世界の魔訶不思議な人間たちの姿が垣間見られる傑作。未体験ゾーンへあなたを誘う、神秘的・哲学的・反日常的エッセイ集。週刊新潮連載「オモロマンティック・ボム!」単行本化。【「BOOK」データベースの商品解説】
人間とは、なんて摩訶不思議な存在なのでありませうか? 未体験ゾーンへ誘う、神秘的・哲学的・反日常的な出来事の数々を綴る。『週刊新潮』連載を単行本化。〔「オモロマンティック・ボム!」(新潮文庫 2012年刊)に改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
約15年前に週刊新潮で連載されていたものをまとめた本でした
川上未映子さんは、話題になった方なので一度読んでみたいと思っていた作家の一人です
今回初めて手に取りました
週刊誌の連載ということもあり、軽く読めてちょっと興味をひくような話題が多く、悪くはないのですが私は少し苦手でした
文章のリズムや言い回し、話題の切り口や視点などは作家の個性がでますから、
読者の好みも反映されて、好き嫌いが分かれるところですよね
逆に言えば、強烈な個性があるからこそプロの作家としてやって行けるということなのでしょうね
エッセイ、しかも女性ですし、「清少納言」が頭の片隅に浮かびます
川上さんが意識しているかどうかは分かりませんが、私は読みながら「枕草子」「清少納言」というワードが喚起されましたね
川上さん独特の言い回しに慣れるまで、大分苦戦しながら読みました
とはいえ、一つ一つは短い文章ですので
隙間時間に一つ二つ、つまみ食い程度に読むのには調度良い満腹感かも知れないです
私は苦手だったけれど、これをめっちゃ好き!面白い!と感じる人もいるだろうことは理解出来ますので、
気になる方は読んでみてはいかがでしょうか
また、エッセイと小説は違うと思うので、次回は小説を読んでみようかな?と考えています
ではまた次回(・ω・)ノシ
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