お洒落なカフェが苦手です。

40代、子なし専業主婦の雑記

3月に読んだ本まとめ(2024年)


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皆さまゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?

連休後半は、お天気に恵まれそうですね~
お休みの方は、楽しい時間を満喫してくださいませ
お仕事の方も、少しでも楽しみを見つけて過ごせますように!

ついこの前2月分の読書記録を上げたばかりだと思っていたのですが、
あっという間に1ヶ月経っていました
光陰矢の如しってね

慌てて3月読了分の記録を書きました
(もう5月だけど………)
興味とお時間のある方はお付き合いください

※星マークは、私の個人的な評価


私を見つけて/小手鞠るい/幻冬舎文庫



↓↓出版社紹介ページより↓↓

不倫関係を続けていた麻子は、自分自身を愛せない。彼女を前向きに変えたのはアフリカ系アメリカ人のマイクだった(「願いごと」)。恋愛や結婚の幸せとは何か、切なく描く五篇。 (https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344411692/)



★★★☆☆
日本人女性とアメリカ国籍の男性という組み合わせの5つのカップルのお話
どれもあまりハッピーなお話では無いです
日本人女性と一括りにしてはいけないと思うけど、
言わなくても分かってよと思ってる人とか
自分の人生を歩いてない人(他人に判断を預けた人生?)って結構沢山いるのかなぁなんて思った
そういう私は、自分が少し我慢すればいいかと思って
生きてきたところが多少あるのだけれども………
なんにせよ、自分で選択して自分で責任を取って歩いて行く
自分の思いや意見はちゃんと伝える
我慢や無理はしすぎない
そういう自分を大事に優先して生きていいって思う女性が増えればいいなと改めて思った



しあわせしりとり/益田ミリ/ミシマ社



↓↓出版社紹介ページより↓↓

しあわせは、つながっていく! 子供の頃の思い出、見ることのない未来、こぼれ落ちる日々… あんなこと、こんなことが、しりとりのように連鎖する 朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」に加筆・修正したエッセイと 3本の書き下ろしを収録した、とっておきのエッセイ集。 友人らとしりとりをしながら歩いた。 しあわせなものしか言ってはいけない、名づけて「しあわせしりとり」である。 いろいろ出てきた。 「すいか」 と言った人もいた。(略) その後、めりーごーらんど、どなるどだっく、くりすます、としあわせしりとりはつづき、この先の公園の桜がきれいだから寄っていこうよと、さらに歩いた。 いやな予感がした。――「しりとり散歩」より (https://mishimasha.com/books/9784909394200/)



★★★☆☆
作者の益田さんは、多分私より少しだけ年上だと思うのだけれども、
ほわぁ〜んとした感じの方なんだろうなと勝手に想像している
文章と添えられたイラストから受けるイメージなんだけどね
新聞連載はとびとびに読んでいて、ふーんとかなるほどとか、
これはちょっと分からないとか、思いながら読んでる
書き下ろしの日記が収録されててそれが面白かったな
私のブログの日記と大差ないじゃんと
大変失礼なことを思ったのだが、なんだかちょっと安心したのは事実



嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見一郎、古賀史健/ダイヤモンド社



↓↓出版社紹介ページより↓↓

フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。日本では無名に近い存在ですが、欧米での人気は抜群で、多くの自己啓発書の源流ともなっています。本書では、アドラー心理学の第一人者である岸見一郎氏がライターの古賀史健氏とタッグを組み、哲学者と青年の対話篇形式で彼の思想を解き明かしていきます。 (https://www.diamond.co.jp/book/9784478025819.html)



★★★☆☆
一時期あまりにも話題になりすぎて、読むのを避けていたのだけど、気が向いて読んでみた
こういう内容だったのかぁ~、もう少し早く読んでみれば良かったな というのが素直な感想
「自己啓発の源流」とタイトルにある通り、
昨今よく聞くビジネスの話とか、心理学の名言的なヤツはここからきてるのか!と妙に納得した
原因論と目的論の話が興味深く感じた
忘れた頃に再読したい



ぼくが子どもだったころ/エーリヒ・ケストナー作/池田香代子訳/ホルスト・レケム絵/岩波少年文庫



↓↓出版社紹介ページより↓↓

貧しい家に生まれたひとり息子は、両親の愛情をまっすぐに受けとめて育ち、働きづめの母親を懸命に支えた。大好きな体操、個性的な先生たち、つらかったクリスマス、大金持ちになったおじ、母親との徒歩旅行……軽妙かつ率直に語られる数々のエピソードが胸に迫る。ケストナーのエッセンスがつまった傑作自伝、待望の新訳。 (https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b629843.html)



★★★☆☆
そういえばケストナーってちゃんと読んだことないかも?と思って手にとってみた本
作家にとって子どもの頃って大事なんだなぁとしみじみ思った
作家だけじゃなくて人はみなそうなのかもしれないけどね
私はこんなに幼少期の出来事を覚えていないなぁ……
思い出そうとしてないだけかしら?
お母さまの息子を愛し全てを捧げるパワフルさと裏腹に、
夕暮れ時に橋の上に佇む疲れた暗い様子との対比が辛い
人間は明るく楽しいばかりじゃないということをケストナーは良く書いてるけど
それはここら辺からも来てるのかな



夏のサンタクロース~フィンランドのお話集~アンニ・スヴァン作/ルドルフ・コイヴ絵/古市真由美訳/岩波少年文庫



↓↓出版社紹介ページより↓↓

フィンランドの「童話の女王」アンニ・スヴァンの作品集。民話的なファンタジーと、現実の風景や暮らしを融合させた童話は、およそ百年前から人びとに親しまれてきました。春をむかえにいくお話、妖精や魔物の登場するお話、ドラマチックな愛のお語など、色とりどりの13編をえりすぐり、美しい挿絵とともに紹介します。 (https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b633356.html)



★★★★☆
とても良かった
「愛」って様々な形があるよなぁ、親子の愛、友情、男女の愛など……
それらが満遍なく散りばめてあって、妖精や魔法、魔物も楽しめるし
子どもの時に出会っていたら何度も繰り返し読んでいただろうと思う本
楽しく、美しく、悲しいお話たちでした
これがフィンランドのお国柄なのだろうな



樽とタタン/中島京子/新潮社



↓↓出版社紹介ページより↓↓

小学校の帰りに毎日行っていた赤い樽のある喫茶店。わたしはそこでお客の老小説家から「タタン」と名付けられた。「それはほんとう? それとも嘘?」常連客の大人たちとの、おかしくてあたたかな会話によってタタンが学んだのは……。心にじんわりと染みる読み心地。甘酸っぱくほろ苦いお菓子のように幸せの詰まった物語。 (https://www.shinchosha.co.jp/book/351351/)



★★★☆☆
なんだか不思議なお話だった
書き手が子どもの頃を思いだしながら話を進めているという体なんだけど
なんかちょっとずつ不思議でヘンな感じがする話なんだよね
上手いことまとめてあって流石プロだなぁと思った



どうぶつ会議(岩波の子どもの本)/エーリヒ・ケストナー文/ワルター・トリヤー絵/光吉夏弥訳/岩波書店



↓↓出版社紹介ページより↓↓

第二次大戦が終わり,各国の首脳たちは世界平和を維持するために国際会議を重ねていますが,成果があがりません.それを見て怒った動物たちは,自分たちで会議を開き人間たちに平和の道を示そうとします.動物たちのスローガンはただ一つ「子どもたちのために!」です.どういう会議になるのでしょうか. (https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b255382.html)



★★★☆☆
絵本というか児童書なのかな?
今の世界情勢を考えると、あっちもこっちも泥沼になりそうで、こんがらがりそうな状況です
本当にどうぶつ達に、超法規的措置を使って解決して欲しいなぁって思ってしまう
でも、私たち大人が知恵を出しあって解決しなくちゃいけないんだよね




以上、7冊分
ザックリした感想と振り返りになりました

ではまた次回(・ω・)ノシ




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