【ドラマ感想】火の女神ジョンイ＞久しぶりに観た韓流はちょっとこそばゆかった

韓流時代劇「火の女神ジョンイ」(全46話)を見終わりましたので、サラッと感想を書いておきます

久しぶりに韓国ドラマ観たんですけど、なんか色々とツッコミどころ満載だなと思いながら見ました

★あらすじと作品紹介

舞台は第14代宣祖の時代、王室の陶磁器を作る工房・分院(プノン)

名陶工ユ・ウルタムの娘として育てられたユ・ジョンは、朝鮮一の沙器匠(サギジャン)になる夢を実現させる為、男装して分院(プノン)に入り込みます
持ち前の根性と人一倍の努力、運も味方につけて、様々な苦難を乗り越えていくユ・ジョン

王子・光海君(クァンヘグン)や、幼なじみのキム・テドの力も借りながら、朝鮮初の女性陶工・沙器匠(サギジャン)になるまでのサクセスストーリーです


王子・光海君(クァンヘグン)との身分違いの恋あり
育ての父ウルタムと実父との過去の因縁を調べたり
出生の秘密があったり、
恋に破れた幼なじみファリョンの妨害行為ありと
まぁまぁ盛りだくさんの内容です


主人公のモデルは、慶長の役の際に日本に渡来し「有田焼の母」と呼ばれた百婆仙(ヒャクバセン)という方だそうです


全46話(1話約45分)
2013年韓国

火の女神ジョンイ＜ノーカット完全版＞ コンパクトDVD-BOX1 [ ムン・グニョン[文根英] ] 価格：5500円（税込、送料無料) (2021/9/2時点)

★主なキャスト
ムン・グニョン/ユ・ジョン
イ・サンユン/光海君(クァンヘグン)
キム・ボム/キム・テド
パク・コニョン/イ・ユクト
ソ・ヒョンジン/シム・ファリョン
チョン・ボソク/宣祖(ソンジョ)
チョン・グァンリョル/イ・ガンチョン
★脚本
クォン・スンギュ

★泣き顔のヒロインが癖になる

皆さんはどんな風に観る海外ドラマを決めていますか？
私は、好きな女優さんや俳優さんが出てるものを探して観ることが多いです


今回の主役、ムン・グニョンさんも割と好きな顔の女優さんです
男装役が話題になったりしますが、実力派女優さんだと思うんですよね

初めて彼女をみたのは「シンデレラのお姉さん」という現代もののドラマだったと思うのですが、なんか無愛想で幸が薄い感じの役だったんですけどね
その暗～～い感じが凄く良かったんですよ(笑)
それ以来ムン・グニョンさんの作品は見つけたら観るようにしています


彼女の顔って、ちょっと泣き顔なんですよね
笑ってても眉が八の字だったりしてなんか悲しそうにみえたりして
でも、それがまた良くってついつい見ちゃいます


今回は、泣くシーン少なめでしたけど、苦難に耐えたり、諦めずに沙器匠を目指す姿は力強かったですし、心に何か秘めた感じも良かったと思います

★恨みの感情がイマイチ理解できない

このドラマの見どころの一つに、恨みの感情と許しがあると思うのですが、この恨む感情がイマイチ理解できないんですよね


ガンチョン(ジョンの実父)は、何故あそこまでウルタム(ジョンの育ての父)にライバル心を持ったのか？
自分の地位が脅かされそうだったからなのか？
自分に無い才能に脅威を感じたからなのか？
利益や地位を得るために邪魔な存在だったからなのか？


よくいつまでも感情を維持していられるもんだなぁと思ってしまいました
まぁドラマだから分かりやすくしてるんだろうけどさ



あとは、初恋が実らなかったファリョンの逆恨み
恋愛が上手く行かなくてこじらせちゃう人って色々なドラマで出てきますが、ファリョンもなかなかのこじらせちゃんだったと思います

好きな人には好かれず、好きでもない人に好かれちゃうって現実でもまぁあるけど、そこは相手のあることだからね～
なんとか自分で感情を消化して欲しいものです
嫌がせとか妨害行為とかやっても絶対好かれないからな！

★恋愛の描写にムズムズする

最近、中国ドラマを続けてみていたので、久しぶりの韓国ドラマだったのですが、
見はじめてすぐに、「あ～(昔の)韓国ドラマってこうだった！」って思い出しました


なんといえばいいのか？
独特の演出というのかな？ちょっと古っぽい感じとでもいいましょうかね～
ある意味魅力でもあるのですが、なんだかこそばゆい感じでした


特に恋愛の表現は独特だなと思います
好きって言わないのが昔の美徳なんでしょうけど、言わなきゃ分かんないから～！ってツッコミつつ、見てしまいました

とはいえ、恋愛ものがあまり得意ではない私としては、恋愛要素は少なめで、見やすかったですね

★脇キャラも見逃せない

主要メンバーを支える脇キャラ達もなかなか見逃せないのが長いドラマの醍醐味でしょうか


今回目がいったのは、分院(プノン)の仲間3人組かなぁ
ジョンをイジメたりもするのですが、段々と仲よくなって、
ジョンを助けてくれる良き仲間となります

ちょっと頼りないんですけど、純朴で一生懸命な感じが良かった
ちょいちょいお笑い要素を出してくれるのも韓国ドラマぽかったです



あと気になったのは、ユクト役のパク・コニョンさん
どうしても椎名桔平さんにみえちゃって困りました(笑)
私は似てると思うんだけどなぁ、どうだろう？
気になる方は見てみてくださいね

ユクトも金持ちのボンボンだから大分鼻持ちならないヤツなんですけど、根はいい奴なんですよ
ラストへ向けて段々と地位も名誉も失っていくユクト
彼にはなんとなく幸せになって欲しいなと思いました

★全体的な感想

思いつくままにつらつらと書いてしまいました
全体的な感想としては、まぁまぁ面白かったんだけど………
特にココが推し！ってポイントが無いのが残念な感じかな～？


後半、倭国として秀吉時代の日本が出て来るんですけど、時代考証がユルい感じで、気になる人は気になっちゃうかも？知れません


まぁ一言で表すと「壮大な親子ゲンカ時々恋」みたいなドラマでした


おすすめ度は
★★★☆☆(3.0)

くらいかなと………
どなたかの参考になれば幸いです


ではまた次回(･ω･)ﾉｼ



ランキングに参加しています
1日1回クリックしていただけると
嬉しいです！！
↓↓クリック↓↓

にほんブログ村


★お時間あればこちらもどうぞ

www.naosann.pink