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【ドラマ感想】瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~>人間の嫉妬心とは恐ろしいものですね


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お家時間の過ごし方は、もっぱらドラマ鑑賞のNaoさんです
今回は、中国ドラマ「瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」全70話の感想をちょろっと書いていきます
お時間ある方はどうぞ


★作品の紹介とあらすじ


まずは軽くあらすじを……


女官から皇后にまでなった実在の人物をモデルにした中国宮廷ドラマです
舞台は、清の乾隆帝(ケンリュウテイ)の時代
宮中で働いていた姉が死んだことに不審を募らせる瓔珞(エイラク)は、
姉の死の真相を探る為、紫禁城へと入り込みます


繍房(しゅうぼう)の女官として働きながら、姉について探るうち富察(フチャ)皇后の弟・傅恒(フコウ)が、姉の死と関係があるのでは?と感じはじめます


持ち前の頭の良さと美貌、気の強さを武器に富察(フチャ)皇后へと近づき
皇后の信頼を得て侍女として足場を固めた瓔珞は、姉の恨みを晴らす復讐計画を実行していくのです


その後、傅恒(フコウ)は姉の事件とは関係が無いことが分かり、2人は密かに惹かれ合う仲になります
ところが、思いがけず乾隆帝からも見初められてしまい、瓔珞と傅恒の仲は裂かれることに……
そして、宮中の権力争いに巻き込まれる形となった富察(フチャ)皇后は自死を選ぶ結果となります


時は流れ、乾隆帝の妃嬪となった瓔珞は寵愛を独占しますが、それは亡き富察(フチャ)皇后の復讐をとげるための手段でもありました


妃嬪たちの寵愛争い、計略、謀略が渦巻く宮廷内で瓔珞は地位を磐石なものにしつつも、姉と富察皇后の復讐を果たす為に知略を尽くして戦っていくのでした……



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★瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~【全70話】(1話約45分)

キャスト
瓔珞(エイラク)→ウー・ジンイェン
富察(フチャ)皇后→チン・ラン
乾隆帝(ケンリュウテイ)→ニエ・ユエン
嫻妃(カンヒ)、輝発那拉(ホイファナラ)氏→カーメイン・シェー
傅恒(フコウ)→シュー・カイ
貴妃(キヒ)、高(コウ)氏→タン・ジュオ

スタッフ
監督 フイ・カイドン、ウン・ダーグァン
脚本 ジョウ・モー
2018年中国制作

★総制作費48億円!?絢爛豪華な衣装や調度品に目を奪われる


まずは、中国ドラマっぽい如何にもお金がかかってそうな豪華な衣装や調度品に目を奪われます


妃嬪たちの耳飾りだけでも相当なんじゃなかろうか?
みんな重そうな飾りをブラブラと片方のお耳に3つも下げてる!
漢族の風習らしいですけど、両耳6つ分の重さったらかなりありそうですよね~


その他に、かんざしやら首飾りやらジャラジャラと身につけるんだから、
妃嬪の皆さんは肩こり首こりが大変だっただろうと想像してしまいました


宝飾品もさることながら、衣装の刺繍も手が込んでいるのが分かります
劇中ではチラッとしか映らないのが残念ですけどね


この辺りは日本のドラマでは対抗出来ないお金のかけ方で、ビックリさせられます
衣装や調度品を見てるだけでも楽しめるドラマでした

★魅力的な敵役が次々と登場


知略・謀略が渦巻く世界なので、次々と敵役が登場してくるのも魅力の一つかと思います
悪役・嫌われ役がいてこそ、主役が引き立ちますからね


私が印象的だったのは、高貴妃(コウキヒ)、爾青(ジセイ)、袁春望(エンシュンボウ)の3人ですかね~


高貴妃
前半、富察(フチャ)皇后の足を引っ張る為にあれこれ仕掛けてくるのが、この方なんですけど、
自分から嫌われ役を買って出てるところも感じられて、ちょっと同情しちゃう部分もありました

爾青(ジセイ)
富察皇后の侍女として主(あるじ)に尽くす良い人なのかと思いきや………
嫉妬心から人生狂わせちゃう感じが狂人じみてて怖かったぁ
人間「足るを知る」を忘れちゃいかんよねぇ

袁春望(エンシュンボウ)
終盤に大活躍というか暗躍するのですが、コイツも嫉妬心の虜になっちゃった可哀想なヤツでもあります
瓔珞への恋心と、乾隆帝への妬みが複雑に絡んでてなかなか厄介な感じでした
恋愛は拗らせると大変だよね
そして、嫉妬や恨みの感情は早く手放すにかぎるなと思いましたよ

★後半からがみどころか?


このドラマは、富察(フチャ)皇后が生きている前半と、死んでしまってからの後半で大分面白さが変わった印象でした


前半は結構淡々と進んで行く感じで、敵役もあっさり消えていくんですよね
瓔珞が下働きだから、あまり好き放題も出来ないし仕方ないのかな?とも思いますが、ちょっと物足りなかった印象です


40話辺りから瓔珞が側室となって、乾隆帝の心を掴むためアレコレ仕掛けるくだりは、2人の掛け合いが良かったです
ラブラブ感がちょっと恥ずかしいくらいでした(笑)


その後続く、袁春望・輝発那拉(ホイファナラ)皇后チーム?の謀略はなかなか見応えありですね
宮廷ドラマはやっぱり多少ドロドロしてないとつまらないですから!

★最終回は無理やり感が……


中国では、途中で放送中止になってしまったそうで、その影響なのでしょうか
最終話の1話前69話で、え?コレ後1話で終わるの??って感じの展開なんですよね
何かしら事情があったんだろうと思うのですが、最終回はバタバタと進みます
一応それぞれ決着は着くのですが、多少の消化不良感ありでしたね~
とても残念です

★全体としての感想


相変わらず中国の女優陣は美しくて目の保養になるドラマでした
今回のお気に入りは富察皇后を演じたチン・ランさんかなぁ?
正統派美女って感じでしたね


ストーリー的にもまずまず満足できましたし、最初は生意気な瓔珞がちょっと好きではありませんでしたが、徐々にキュートさも出てきて好感が持てました

全体として、楽しめるドラマだったと思います

ということで、私のオススメ度は

★★★★☆(3.8)

って感じでしょうかね🤔



ではまた次回(・ω・)ノシ



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